EA① Mr Godzilla EURUSD M15の特徴についてふれます。
プログラム
設計ロジック
15分足で確認できるトレンドをフォローするEAです。
勢いよくできたトレンドをとある地点でエントリーし最低12pipsをかっさらい、勝ち逃げします。
勢いが強ければ、13pips、14pipsをかっさらいます。(※トレーリングストップ機能)
15分足チャートで、連続で陽線、陰線が並ぶと、つまり、大幅上昇、下落があると、連チャンします。
一方で、勢いが中途半端ですと、高値掴み、底値掴みします。その時は、負け(48pips)です。
TakeProfit/StopLoss=12/48
つまり、勝率は確率統計上80%となる設計です。
バックテスト
①スプレッド
大手のブローカーでのユロドルのスプレッドは、6~10ポイント(0.6~1.0pips)くらいですので、10ポイントでテストしました。
②テスト期間
2009年1月~2022年6月です。⇒14年半です。十分な検証期間です。
③各種結果
利益曲線:きれいな右肩上がり
エントリー回数:6001回 ⇒ ラフに25~35回/月 ⇒ ポジポジ病の方にいいかも
期待利益:3 ⇒ 1回のエントリーで3ドル獲得を意味します。(ロット数0.12の場合)
PF:1.27 ⇒ 6000超えのエントリー回数では、まずまずの数値です。
ドローダウン:5.46% ⇒ 大きな落ち込みはないといえます。
勝率:79.52% ⇒ 確率通り
フォワードテスト
2022年8月1日から9月24日のわずか2か月弱ですので、正確には語れません。
しかしながら、53回のエントリーで、おおむねバックテストに近い結果を表しております。
この結果(バックテスト、直近のフォワードテスト)が将来を約束するものではございませんが、十分に期待は持てると信じております。
なぜ右肩上がりで利益が積みあがるのか?
TakeProfit/StopLoss=12/48ですと、5回のエントリーで4回勝利します。勝率は80%。
実際にバックテスト、フォワードテストでも勝率80%を示しております。
でも、勝率80%では、通常、利益は積みあがりません。期待値はゼロです。
ですが、実際の利益は右肩上がりに積みあがっております。なぜ?
フォワードテストの結果を見てみましょう。
1回のLost = -8,282円
4回のWin = 2,618+2,262+2,068+3,147= +10,095円
つまり、4勝1敗(勝率80%)でも、1,813円の利益が積みあがったのです。
これはトレーリングストップ機能を活用した結果です。
ここが、本EAの「みそ」です。
まとめ
本EA①(Mr Godzilla EURUSD M15 )は、勝率80%を満足していればいいのです。
(っていうか、80%を超えることはありません。長期視点では、確率的には、80%に必ず収束します)
大事なのは、エントリー回数のみです。これが少ないとどうにもなりません。
エントリー回数は、原則、時間にリンクします。つまり長期的運用が最も大事となります。
10万円の証拠金が、1年後に約25万円(利益15万円/年)。 ※為替120円/ドルの場合
年利150%を超えると期待されます。
投資信託運用の4%より、はるかに大きいリターンが期待できるはずです。
数か月の結果で一喜一憂せず、数年は回してみたいと思います。