リアル、デモフォワードテスト、バックテスト比較結果 ⇒ 結構違う

3週間かけて、リアル運用、デモフォワードテスト、バックテストの比較を行いました。
結構差があり、面白い結果でした・

結論:MR GODZILLA EURUSD M15の運用は、Gaitame Finestが相応しい

実験


使用VPS: お名前ドットコム2.5GB

使用ブローカー: Gaitame Finest、Rakuten

テスト期間:2022年10月11日~28日

比較:Real、Demo Forward Test、Back Test、ゴゴジャンのForward Test

1)詳細一覧比較
表示とても小さくて申し訳ございません。
Back Testを正として、Real、Demo Forward Testを比較しました。
黄色セルは、同時間にエントリー、それ以外は、時間がずれてエントリーしていることを意味します。

Gaitame Finest Realは、黄色が多く(Back Testと同じ結果)、Rakuten Realは、黄色が少ないです。
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2)Rakuten Real、Rakuten Demo、Gaitame Finest Demoでは、不可解なエントリーが多数
Rakuten Realは、なぜ黄色が少ない(同時刻エントリーがない)かと言うと、Rakuten Realでは、多くの個所で15分ずれてエントリーしていることが伺えます。Gaitame Finest DemoやRakuten Demoでも同じ挙動が見られます。(下図参照)。理由はわかりません。
キャプチャ2022103005.JPG

3)相関関係
それぞれの相関関係を定量的に表しました。
完全に二極化しております。
キャプチャ2022103004.JPG
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4)実験から分かったこと
Gaitame FinestのReal、Back Testの結果は相関性高い。
・Rakuten Realは、どことも相関低い。
・Gaitame Finest、Rakutenともに、Demo Forward Testは、どことも相関性低い。

5)結論
・MR GODZILLA EURUSD M15に稼働においては、Gaitame Finest Realが相応しい。
・なぜならば、Real結果は、Back Testの結果とほぼ一致するからである。
・一方、Rakutenは相応しくない。
・Demo Forward Testは、当てにならない。

注:あくまでの、MR GODZILLA EURUSD M15のEAで、特定の環境下で実験した結果であり、すべてのEAやブローカーで同様の傾向が出るとは限らないので、そのあたりは留意願います。また別のEA(FIREMAN USDJPY M5)では、Rakutenで使用しております。こちらは不可解なエントリーがないことを確認しております。

6)所感
本実験から、Gaitame Finest Real運用は、Back Testの結果を再現していることから、信頼性高いと認識しました
また、将来も過去の結果(Back Testの結果)を再現する可能性が高く、とっても期待したいです。
ゴゴジャンのフォワードテストの曲線が右肩上がりするのを期待します。

ゴゴジャンのフォワードテスト
15分足で確認できたトレンドをフォローするEAです。コツコツと利益を積み上げます。【非ナンピン非マーチン】 | GogoJungle

MR GODZILLA EURUSD M15の本当の勝率

コインを10回投げた時、表が出る確率は、必ずしも1/2(5回)ではないです。4回(2/5)もあれば、6回(3/5)もあり得ます。
しかし、コインを10000回投げれば、表が出る確率は、限りなく1/2となります
言うまでもなく、母数が多ければ、その時の確率は信頼できるということです。
同じことがEAでも当てはまると思います。
バックテストの信頼性を見るうえで、エントリー総数は大事であると皆言います。それは正しいです。
感覚的には、バックテストのエントリー数が1000以下は、信頼性に欠けると思っております。
逆に言いますと、EAのバックテストでも10000回のようなエントリー数の場合、その時の勝率は、そのEAの実力を表していると思います。
つまり、フォワードテストでも10000回エントリーしたら、その時の勝率は、バックテストの勝率とほぼ一致すると思われます。

Mr Godzilla EURUSD M15の勝率について深堀しました


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このEAのパラメーター見てわかりますように、TrailingStop(TS)発動が13pipsで、Stoploss(SL)が48pipsです。
実際エントリーする際には、スプレッドが存在し、幾分かは不利な条件で約定します。
ここではスプレッドを10pt(1pips)と仮定します。(※実際、EURUSDのスプレッドは、6~10ptくらいと思います)
1pips不利な条件でスタートとなりますので、エントリー後のTSまでの距離は14pips、Stoplossまでの距離は47pipsとなります。

このEAの確率統計上の勝率は、①77.05%となります。つまり、優位性/ロジックがないエントリーでの勝率を表します。
実際のFXでのエントリーでは、スプレッドが存在し、エントリー時には、必ずマイナスでスタートします。勝率77.05%では、エントリーごとにスプレッド分は資産を減らすことを意味します。バックテストできれいな右肩下がりを示している場合は、このことを意味しております。

このMR GODZILLA EURUSD M15のバックテストの勝率は②79.52%(エントリー総数6000回以上)です。①と②の差が③+2.47%で、これが優位性ある(ロジックある)エントリーを意味します。
わずか数%の勝率押上げですが、これがスプレッドのマイナス分を補い、さらにエントリー回数ごとに利益を積みあげるミソとなります。

現在、スタートして間もなく、負けが込んでおりますが、私は6000回以上の母数(エントリー回数)をもつこのEAの勝率を信じております。
いずれ、リアル口座での勝率も79.52%に収束していくと信じております。その前にロスカットにならないことを祈ります。


MR GODZILLA EURUSD M15のバックテスト

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15分足で確認できたトレンドをフォローするEAです。コツコツと利益を積み上げます。【非ナンピン非マーチン】 | GogoJungle

我が自動売買(EA)にメタルスライム出現か!

たまに出る連チャン
このEAにおいて、たまに大きな連チャンが出現します。
10月13日(木)の米CPI発表後に見られました。


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21:45にSellでエントリーしましたが、ここでは2pipsほど伸びが足らずで、その後、大幅反転しむなしく敗退でした。(涙)
つまり、底値掴みしてしまったってことです。損大利小のEAでは、結構精神的ダメージが大きいです。
もうその時の気分は、がっくり以外何物でありませんでした。
意気消沈して、床につきました。

ところが、朝起きて、トレードを確認しますと、ビックリでした。
なんと、敗退後、5連チャンしているではないですか。しかもわずか2時間半くらいの間で。
このMr Godzilla EURUSD M15の特徴は、チョイトレンドを拾い、勝ち逃げする(13pips)のですが、このように、15分足で小刻みに陽線が続く場合、連続してエントリーし、ゲインを増やします。
つまり、13pipsの少量を勝ち逃げするだけでなく、大きなトレンドでもたくさん勝ちを拾える設計となっております。
まさしく、13日に夜は、そのロジックがドンピシャとなった形でした。ニンマリです。

このようなトレードは、たまに起こりうるのですが、これが右肩上がりの利益曲線を支えていると思われます。
メタルスライムの出現確率と同レベルであると思っております。

リアル口座とデモ口座フォワードテストの差

リアル口座での運用とデモ口座フォワードテストの差を見ようと思います。

リアル口座とデモ口座フォワードテストの差

バックテストよりもフォワードテストの方が大事であるとよく耳にします。
また、そのフォワードテストもリアル口座での運用との間に差が必ずあると耳にします。
その理由としては、約定しようとするときに、スプレッドが大きくなったり、大きくスリップしたりし、実際には約定に至らないとのことです。

使用するブローカーが違えば、フォワードテストとリアル口座運用にそれなりの差が生じることは、理解しやすいです。
では、同じブローカーで、フォワードテストとリアル口座運用にどれくらいの差がでるのか気になるところです。

ゴゴジャンのフォワードテストと同じブローカーでリアル運用しております。
わずか2週間の短い期間ですが、少し違いが出ております。


リアル運用の結果 14勝7敗
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フォワードテストの結果 15勝6敗
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この比較結果を見ますと、勝てるトレードを1つ見逃し負けるトレードを1つ不必要に拾っている形になっております。
言うまでもなく損しております。

しかし、こればっかりは不満は言えません。
その逆もあるからです。予期せぬ得もあると思われます。

いずれにしても、リアル運用とフォワードテストとの間には、差があることは間違いないようです。
ですが、得するのか、損するのかは、長期で見れば、あまり関係ないように思えます。

VPS性能の差もあろうかと思いますので、もう少し長い期間でデータとってみようと思います。

VPS更新でトレード環境も完全整備

VPSも1年契約へ変更しました。

お名前ドットコム契約変更

もともと、1か月契約しており、それを年間契約へ変更するだけでしたが、わざわざ解約して、新規契約という運びでした。
確かに、サービスを提供する側にとっては、収入減となるのはわかるのですが、ユーザー視線にも立ってほしいですね。

再契約したところはここです。

他のサービスと比較したことございませんが、半年使用していて大きな欠点には遭遇せず、継続で使い続けること決断しました。

 標準タイプ 2.5GBプラン
 コスト   28,380円/年 (2,365円/月)

よくよく考えてみますと、最低でも月に2,365円を稼がないと、意味がなく、
現在の思想である、「月120ドル稼ぐ」では、固定費比率が高くなってしまいますね。

やはり、ある程度、順調に成績を伸ばすことができたら、ロットを上げて、固定費比率を下げる必要があります。

そのような局面へ早くいってほしいです。